カルロス菅野 日記

 2007/12/2.3 熱帯JAZZ楽団冬の会2007

冬の会、最高に盛り上がりました。ありがとう!
今年は、STB139スイートベイジルの10周年記念ということで、カウントダウンライヴではありませんでしたが例年に負けない盛り上がりでした。
もちろん大晦日ほどの大掛かりな出し物はありませんでしたが、その分じっくり演奏を聴いてもらえたように思います。
久しぶりに演奏する曲を多く取り上げたので、我々も新鮮な気分で 演奏できたので楽しかったな。
エンディングでは盛り上がって思わず30年前のバレー ボールで鍛えたジャンプを決めてしまいました。

2日目にはアルベルトも遊びに来てくれて、最後は”Cerveza”を歌い上げてくれまし た。
チャリティーオークションも皆さんの協力で総額\198,610ものお金が集まりました。 ありがとうございました。病に苦しむ子供たちとご家族のためにドナルド・マクドナ ルド・ハウスに寄付させて頂きます。最終報告はまもなくできると思います。
熱帯JAZZ楽団の2007のコンサートはこれで終了です。すでに来年のアルバムの準備に入っていますし、コンサートも今まで以上にやっていく予定ですので、来年もよろしくお願いします。

I wish your merry X'mas and Happy New Year!!

10年目突入を祝って乾杯! オークッション恒例神保ヘッド 結構飛んでます(笑)!

 

2007/11/5,6 熱帯Superjam@ビルボードライブ福岡

玉置ツアーの忙しさでダイアリーの更新が遅れてしまいましたが、11月5,6日にBillboard福岡での熱帯Superjamは無事に盛り上がりました。
今回のメンバーは、ホーンに中路、近藤、 松島の熱帯メンバー、ベースは櫻井哲夫、ピアノは奥山勝、そしてドラムはこのところ何回か手伝ってもらっている平川象士で皆ゴキゲンでした。
Tropijam、Superjamを中心としたラテンジャズの世界もかなり円熟の域に入ってきました。
Blue Noteが無くなって福岡での活動拠点が失われてしまった感があったのですが、 Billboardとして再開してくれた事でほっとしました。
まだ、地元のファンに再開のニュースが十分伝わっていない部分もようで、今回はお客さんが少なめだった のですが、これからもチャンスを作って乗り込みますので、次もぜひ遊びに来てください。

現地でお借りした真っ赤なConga! 真剣にRH中 最終日のラストステージ

 

 2007/9/15玉置ツアースタート&浜松アクトシティーコンサート  

ただいま玉置ツアーで北海道は帯広です。もう10年以上のお付き合いになった恒例の玉置ツアーがスタートして半月がたちました。3ヶ月の全国行脚の日々です。
その合間の9月7日、浜松アクトシティーで熱帯JAZZ楽団のコンサートが行われました。
今回は念願の大ホールです。ソールドアウトとはいかませんでしたが、たくさんの人に来ていただいて、さらに2階席は中高生の吹奏楽部の部員が集まってくれて、 大変盛り上がりました。
僕にとって浜松は小学校の3,4年を過ごした思い出の町、いつも特別な思いがあ ります。
そしてさすがは音楽の町。吹奏楽やビッグバンドをやっているアマチュアの人たちもたくさんいて、毎回良い反応を感じさせてくれます。
今回来てくれた人が、次回は友達を1人ずつ連れてきてくれれば、大ホールもあっと言う間に満員御礼です(笑)ぜひよろしく!  

 

 2007/7/30 調布七夕コンサート&横須賀ジャズドリーム  

7月といえばジャズフェスシーズン。
今年は、先ずは7月7日、調布で行われた七夕コンサート。
中野ゼロでのコンサートの2日後ということで、内容も少し変えてみました。
初めてのお客さんも多かったようですが最後はしっかり踊ってもらえたようです。

そして、7月28日は三年連続の出演になる横須賀ジャズドリーム。
今年は、本田 雅人with VOICE of ELEMENTS、小曽根真&小沼ようすけスーパーデュオとの競演。
出演者全員がそれぞれ素晴らしいステージを展開して、盛り上がったところに熱帯JAZZ楽団の登場。
そしてゲストヴォーカリストのアルベルト・シロマの登場で更に明るさを増してラテンモード全開。
「Begin the Beguine」ではなんと僕とアルベルトのデュオをやってしまいました。
そしてアンコール。アルベルトが「CERVESA」で踊らせてくれた後、本田君、小沼君、小曽根さんを迎えての「Pick Up The Pieces」でセッション。
三者三様素晴らしいプレイを聞かせてくれて、我々もそれに絡んでジャズドリーム史上で一番楽しいセッションになりました。
当日の様子は後日またアップしますので、お楽しみに!  
来年のジャズフェスシーズンには野外フェスをまたやりたいですね。


  2007/7/16 チャリティー募金について  

今回のツアーではコンサート会場で、今年3月に起きた能登半島地震に対するチャリティー募金を募りました。多くの方に協力頂きありがとうございました。
その募金を送ろうとしていた矢先、中越沖でまた新たな地震が発生してしまいました。
被害も甚大で今後多くの助けが必要になってくると思われます。
それで、今回の募金の寄付先を中越沖地震に変更させていただこうと思います。
能登の方はすでにかなり復旧も進んでいて、多くの義援金窓口も終了しているということで、この際早急に支援を必要としている中越に送り先を変更することも十分に意義のあることだと考えております。
今回 募金に御協力いただいた方にはぜひご理解を頂きますよう、お願いいたします。

7/23に郵便局にて振込みしてきました。
募金先は新潟県災害対策本部です。

ツアー各所での募金合計50,160円でした。

ご協力いただきました皆様、有り難うございました。

 

 2007/7/5 熱帯JAZZ楽団XIコンサートツアー大成功!

今年も、アルバム発売記念ツアーが大成功のうちに終了しました。
先ずは野々田万照の地元、岐阜市民会館でのコンサート。
会館の方々と万照による地元新聞記事や学校でのデモ演奏などのプローモーションの協力で、なんと会場は満員御礼。
始まった瞬間から会場は熱気に溢れていて、万照プロデュースのプレゼントコーナー、さらに会場からの積極的なMCへの参加などもあって、予想以上の盛り上がりで最後は会場全体ダンスフロアーと化しました。
なんと「大路'ズ ブートキャンプ」も登場しました(笑)

Presentコーナーby万照 ブートキャンプ?? 演奏も白熱!

次の日は、去年に引き続き神戸国際会館でのコンサート。
このところ神戸は関西でのホームグラウンドと呼べる程になっていて、今年も熱く我々を迎えてくれました。
去年は発熱で不調だったゲタ夫さんも今年はエンジン全開でジャンプしてました。
今年のアルバムはストレートに体を動かせる曲が多い上に極めつけのアースメドレーで、これはもう盛り上がるしかないですよね。
思った通りの展開で、プロデューサーとしては大満足です。

リズムセクション 2階パルコニーから お疲れさま~の図

そして、最後の中野ゼロホール。
今年は長年カウントダウンライブでのプレゼントの提供などで協力していただいてきたマクドナルドの正式なスポンサードを得て、芸団協「芸能花伝舎」とフジテレビの協力で、小、中、高校生さらに大学生の吹奏楽部 やビッグバンドでミュージシャンを目指す若者たちをたくさん招待して聞いてもらうことが出来ました。
2階席で踊っている彼らの姿がステージからもはっきり見えまし た。
もちろん1階席もとても良い感じで盛り上がって最後はやっぱり全員でスタンディング。
なじみの顔もたくさん見えて、最高でした。
そして、メンバー紹介の最後には、ゲタ夫さんのカルrrrrrr.....ロスカンノ!を 合図にハッピーバースデイの演奏とともにケーキが運ばれてきて、僕の誕生パーティー が突然始まりました。
岐阜の打ち上げでメンバーが計画してくれていたらしく、まっ たく知らなかったので、もうびっくり!
そうです、7月21日でなんと50歳の大台に乗ってしまいます。
イケメン若者や美少女プレーヤーだらけの日本のインスト界で12年もやってこれ、めでたく大台を迎えられたのは熱帯JAZZ楽団の音楽を楽しんでくれているファンの皆様のおかげです。
おじさんたちはまだまだがんばって楽しい音楽を届け続けます(笑) これからも 応援よろしく!

Happy Birthday! EW&Fメドレー 終演後の記念写真

 

 2007/5/30.31.&6/7  熱帯Super Jam Blue Noteツアー

熱帯Super Jamの大阪、名古屋Blue Noteツアーが無事終了しました。
今回のメンバーはおなじみ中路英明(Tb)、奥山勝(Pf)、藤井摂(Dr)、近藤和彦 (Sax)に赤木りえ(Fl)、櫻井哲夫(B)を迎えて、オトナな感じで、しかも盛り 上がるという楽しいライブになりました。
初日大阪の1stステージは手探りでのスタートながら、お互いに刺激されて各自が盛り上 がりすぎてしまい、本編だけで90分オーバーで、アンコールにたどり着けなくなっ てしまい、大人気なかったなと反省。
その後は、うまい落としどころも見え、演奏の熟成度も日に日に増して行き、エネルギッシュでクール、楽しい演奏になりました。
りえちゃんのEl Cunbanchero、櫻井君のBacalao Con Panのソロをはじめ、メンバーそれぞれ流石に見せ場を心得たパフォーマンスを随所に見せてくれました。
僕も、体に 鞭打って叩きまくりでした(笑) ラテンジャズは楽しいね。
見に来てくれた皆さん、どうもありがとう!!

名古屋最後のステージ 白熱したEl Cumbanchero 櫻井君のSolo

 

 2007/5/27 ボランティア フライフィッシングインストラクター

僕の趣味は、渓流でヤマメや岩魚を釣るフライフィッシング。もう12年になります。
近頃ではフライフィッシング雑誌の表紙を飾る方が、音楽雑誌よりも多くなってしまいました。
自然の中に身をおいて、一日魚たちに相手にしてもらう楽しさを多くの人に知ってもらいたいと思っていましたが、5/12,13に長野県木曾、御岳村で行われた「わくわく自然学校」(http://tanabira.exblog.jp/)に参加したことがきっかけになり、神奈 川県早戸川で行われた「自然と遊ぼう、親子フライ教室」というイベントにボランティアスタッフとして参加させてもらいました。
コンピュータゲームのコントローラーではなく、竿と網を持って真剣に魚を狙っている子供たちを見るのはいいものですね。
中には、ちょっと飽きてしまって、虫を取っ たり、川原の石を掘って池を作ったりする子供もいて、彼らの好奇心はいろんな遊びを見つけて楽しんでいました。
地球の温暖化が心配される中で、少しでも多くの子供たちが、自然に触れるのをお手 伝いできればと思い、スケジュールが許す限り協力しようと思っています。
当日の様子はこちらをのぞいてみて下さい。 http://www.sizentoasobou.com/


 2007/5/24 ニューアルバムのジャケット完成、プロモーションの日々

熱帯JAZZ楽団のニューアルバム「XI~Let's Groove」のジャケットが出来上がりまし た。
マイアミのサウスビーチあたりを窓を全開にしてドライブしている感じで、アルバムのサウンドにまさにぴったり!ゴキゲンなジャケットです。ポスターのして部屋に飾りたくなるかんじです。
CD店の棚に並んでるのを見るのが楽しみです。

アルバム発売が近づいてきて、プロモーションの日々が続いています。今年は今月発売になったアルベルトとのアルバムと共同のプロモーションもあって、ラジオ、雑誌などたくさん取材を受けました。
みんなどちらのアルバムもとても気に入ってもらえたみたいで、手ごたえ十分。
FMの 生番組でアルベルトと一緒に生演奏もあり、なんと歌まで歌ってしまいました。

近頃は、コンピュータや携帯のダウンロードで簡単に音楽が手に入る時代になりました。1曲200円、1ヶ月聞き放題1980円、いろいろあって便利ですね。
手軽に多くの音楽に触れられるのは良いのですが、実はそれがミュージシャンを始め、作曲 者、作詞者、レコード会社など音楽を作り出して聞き手に届けようと頑張っている多 くの人にダメージを与え始めています。
僕たちは1枚のアルバム全体を一つの作品と考えて、良い曲を良い演奏と良い音で皆さんに届けようと頑張っています。ところが1曲ごとにバラバラで音もあまり良いとは言えない状態で、聞かれているとなるとちょっと残念でなりません。
まるで、丹精 込めて作った器が100円ショップで売られていた陶芸家のような気分になります。
皆さん、気に入った曲が見つかったら是非、CDを買ってください。
熱帯JAZZ楽団だけでなく誰のどんな曲でもかまいません。皆さんは音楽全体を支えるサポーターなんです。
未来の音楽文化を守るために協力をお願いします。かっこいいジャケットも手に入ることですし。
そして、ライヴで生の音楽にたくさん触れてください。世界が機械で作られた音楽に征服されないためにも。

熱帯XI~Let's Groove~ BANG! BANG! BANG! アルベルトとの2ショット

 

 2007/5/21 Play Cal Tjader ライヴ

ちょっとサボっていたら、久しぶりのダイアリーになってしまいました。 渋谷JZ Bratでの久々のPlay Cal Tjader セッション。今回はSaxのスティーブさんのアレンジで「Wach Wara」「Mamblues」そして僕のヴォーカル入りの「Poinciana」もレパートリーに加わって、バラエティーが広がりました。
メンバーも回を重ねるごとにリラックスして演奏できるようになってきて、随所に楽 しい展開が起きました。ヴィヴラフォンの真由子ちゃんは会うごとに成長していて、 一緒に演奏するのがどんどん楽しみになっていきます。
さらに今回は、最近知り合った女性ヴァイヴプレーヤーの鈴木千恵ちゃんが遊びに来て、最後にジャムセッションになり、女性プレーヤー同士の熱きバトルが展開されエキサイティングなフィナーレになりました。
そうそう、森村献ちゃんも遊びに来てくれて、ジャムでは一緒に盛り上がってくれました。
これからが楽しみなセッションです、まだ経験していない皆さんは次回はぜひ遊びに 来てください!

 

 2007/3/7~9熱帯JAZZ楽団11thアルバムレコーディング

毎年、春の訪れとともにやってくる、恒例のアルバムレコーディングが、行われました。
できですか?もう最高です!
毎年そう言ってますが、今年のは間違いなし!あーどんな内容か言いたいけど言えない。
ブルーノートとこもれびホールに来てくれた人は何曲かは聞いていますが、まさに盛りだくさん、とにかくエネルギッシュでグルーヴしまくっています。
6月の発売まで期待を胸に待っていてください。決して裏切りません、乞うご期待です!

 

 2007/3/3保谷こもれびジャズナイト

西東京市保谷、この東京から微妙な距離感のこもれびホール。
どんなオーディエンスが集まってくれるのかと、期待と不安の入り混じったままステージに出て行くと、会場は満員で、思いもかけない熱い声援が我々を出迎えてくれました。
熱帯JAZZ楽団初体験の方も多かったようですが、最後はみんな最高の笑顔で、手を高く上げて力強くウェイヴさせてくれました。
また一つ、熱帯JAZZ楽団をサポートしてくれる街と出会えたことが、最高に嬉しいです。楽しい時間をありがとう!

大路もダンス♪ 藤陵、再びの客席乱入! 終演後のお疲れさま~の図

 

 2007/2/19熱帯JAZZ楽団大阪ブルーノート

大阪では久しぶりのコンサートホール以外でのライヴ。
2ステージともソールドアウト、皆さんの熱気を感じました。客席との距離が近いというのは良いですね。
お互いのエネルギーが直接伝わる実感があります。 お酒も飲めるし、おいしい食事も出来るし、コンサートとは違った楽しみ方をしてもらえたと思います。
特に2ndステージは元気なお客さんが多くて、MCにも積極的に突っ込んでもらえて(笑)さすが大阪という感じでしたね。 夏にはブルーノートではなくなってしまうみたいですが、これからもチャンスがあればジャズクラブでのライヴもやっていこうと思います。

 200/2/20.21熱帯JAZZ楽団名古屋ブルーノート

なんと熱帯JAZZ楽団名古屋初ライヴ。名古屋で演奏したことが無いとは意外でしたね。
長らくお待たせいたしました!ついにブルーノートでのライヴが実現しました。
唯一の心配事だったステージの大きさも、前に広げてもらったおかげで難なくクリア。
2日間4ステージすべて満員。さすがに初ライヴということで熱帯JAZZ楽団初体験の方が多く、はじめはじっくり聞いてくれているなという感じでしたが、最後は我々の乗りにしっかり付いて来てくれて、各ステージ最後は興奮の坩堝と化して盛り上がってくれて充実のライヴになりました。

まもなく埼玉県保谷市でのコンサート、そして3月にはレコーディングです。今回披露した新曲も、皆さんに収録の許可をいただいたので、間違いなくラインナップに加わるでしょう。
保谷の皆さんにもお聞かせしますよ。乞うご期待!

新曲を真剣にリハーサル中 名古屋1stSTAGEの盛り上がり! 藤陵(sax)客席乱入の図

 

 2007/1/27 アルベルト、ソロアルバムレコーディング

今月の半ばから、カルロス菅野プロデュースによるアルベルトのソロアルバムのレコーディングが始まりました。
アレンジは森村献を中心に中路英明も参加してくれています。さらに熱帯JAZZ楽団としても3曲ゲスト参加という豪華版。!
曲は、日本の歌謡曲のラテンバージョン。えっあの曲が?!という感じで見事にラテンに仕上がっています。
さすがアルベルト、歌はゴキゲンで踊りだしたくなるようで、しかもセンティミエントな素晴らしいものが出来ています。
今年の日本のラテン音楽シーンの話題の一枚になるのは間違い無しです。

熱帯JAZZ楽団のニューアルバムのレコーディングも3月にひかえています。そちらもノリノリで、エネルギッシュ。こうご期待です。

REC風景 ブースで打合せ 熱帯リズムメンバーで!

 

 2007/1/11 日本ユニセフ協会へ

カウントダウンライヴの興奮のうちに幕を開けた2007年。
お正月の休み明けに、チャリティーオークションでの皆様からの寄付金を届けるべくユニセフに電話で趣旨を伝えたところ、直接受け取っていただけるということで、さっそく行ってきました。
品川にある日本ユニセフ協会、電話で話を聞いていただいた二見さんに暖かく迎えていただき、無事に寄付金220,171円を手渡すことが出来ました。
これからもチャンスがあれば、いろいろなチャリティーに協力できればと思っています。
皆さんのご協力をよろしくお願いします。

二見氏と記念写真 寄付金の領収書です。 ユニセフから送られた感謝状